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就学前・学童期のワクチン一覧

MR2期は年長さんの1年間 日本脳炎2期は9〜10歳が目安

就学前・学童期に増える接種

乳幼児期の予防接種がひと段落すると、しばらくワクチンの案内が届かない時期が続きます。次に案内はがきが来るのは、年長さんになる年度です。久しぶりのことなので、「何を受ければいいんだったか」と分からなくなってしまう保護者の方も少なくありません。

年長さんの1年間にはMR(麻しん風しん)2期、9歳を過ぎるころには日本脳炎2期、11歳を過ぎると二種混合(DT)と、学年が上がるごとに新しい接種が加わります。いずれも国が定める定期接種で、対象となる年齢の間であれば公費(自己負担なし)で受けられます。

ただし、対象となる年齢には期限があります。期限を過ぎると定期接種の対象から外れ、任意接種としての実費負担になってしまうワクチンもあります。母子手帳を確認しながら、抜け漏れのないよう一緒にスケジュールを整理しましょう。

就学前・学童期に受けるワクチン一覧

対象年齢と回数の目安は下記のとおりです。今の学年で何を受けるべきか迷ったときは、まずこの表でご確認ください。

ワクチン名対象年齢回数接種のポイント
日本脳炎1期(参考)生後6か月〜7歳6か月未満3回乳幼児期に開始する接種です。終えていない場合は、この時期にも公費で追いつけます
MR(麻しん風しん)2期5歳以上7歳未満(小学校就学前の1年間)1回入学する年度の3月31日までが期限です
日本脳炎2期9歳以上13歳未満(標準的には9〜10歳)1回1期の3回接種を終えていることが前提です
二種混合(DT)11歳以上13歳未満(標準的には11〜12歳)1回小学校高学年での接種が目安です

上記は国の定期接種の基準に基づく目安です。持病やこれまでの接種状況によって前後する場合があるため、詳しいスケジュールは母子手帳をお持ちのうえ診察時にご相談ください。なお、HPVワクチンは対象・回数が異なるため、別ページでご案内しています。

学童期のワクチンも同時接種に対応しています

体調が良ければ、インフルエンザワクチンなど他の予防接種と同じ日にまとめて接種する「同時接種」にも対応しています。組み合わせや順番は医師が判断しますので、ご希望があれば受診時にお申し出ください。

それぞれの接種のポイント

MR(麻しん風しん)2期

小学校に入学する前の1年間だけに設けられた1回の接種です。集団生活が始まる前に免疫をつけておくことで、入学後の学校や学童保育での流行を防ぐねらいがあります。1期をまだ受けていない場合は、先に1期から済ませる必要があります。

日本脳炎2期

1期の3回接種を終えたお子さまが対象で、標準的には9〜10歳での接種が目安です。1期で得た免疫の効果を確実なものにするための追加接種にあたります。1期が終わっていない場合は、まずそちらから進めます。

二種混合(DT)

ジフテリアと破傷風の2種類に対する追加接種です。乳幼児期に受けた5種混合などに含まれていた成分の効果を、小学校高学年のタイミングで補強します。腕の痛みや発赤など、接種後の様子は乳幼児期のワクチンと大きくは変わりません。

接種を逃してしまったとき

案内のはがきをしまい込んだまま忘れていた。体調不良が続いて予定の学年のうちに受けそびれた。学童期のワクチンでは、こうしたお問い合わせを毎年お受けします。珍しいことではありませんので、気づいた時点でご連絡いただければ大丈夫です。

ただし、ワクチンによって期限を過ぎた後の扱いが異なります。下記を目安にご確認ください。

受け忘れに気づいたら
  • MR2期は、小学校入学前の1年間(3月31日まで)を過ぎると定期接種の対象外となり、任意接種(実費)での接種になります
  • 日本脳炎2期は13歳になるまでは定期接種の対象期間内です。1期の受け残しがある場合は7歳6か月になるまでが対象期間ですので、この年齢までに気づいた場合はご相談ください
  • 平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの方は、過去に接種の呼びかけを一時的に控えていた影響で、20歳になるまで日本脳炎の不足分を公費で受けられる特例があります
  • 二種混合(DT)は13歳になるまでが対象期間です。この期間を過ぎると任意接種としての実費負担になります

ご自身やお子さまがどの区分にあたるか分かりにくいときは、母子手帳をお持ちのうえ048-941-8686までご連絡ください。残っている回数や接種間隔を確認し、無理のないスケジュールをご提案します。

よくあるご質問

Q
母子手帳を紛失してしまい、これまでの接種歴が分かりません?
A

お住まいの自治体には予防接種の記録が保管されています。草加市にお問い合わせいただくと、過去の接種歴を確認したうえで母子手帳の再発行を受けられます。記録が確認でき次第、当院でも残りのスケジュールをご案内できます。

Q
きょうだいで学年が違う場合、まとめて接種できますか?
A

対応できます。年長さんと小学校高学年のお子さまで受けるワクチンが違っても、同じ日にまとめて接種できます。受付の際に、それぞれの学年と接種希望をお伝えください。

Q
自分が特例の対象になるか分かりません?
A

生年月日と接種歴によって対象かどうかが決まります。母子手帳をお持ちいただければ、診察の際に対象になるかどうかを確認します。手帳が手元にない場合も、まずはお電話でご相談ください。

この記事の監修者

院長 井口 正道( いぐち まさみち )

学童期は受けるワクチンの種類が増える時期です。母子手帳を確認しながら、抜け漏れのないよう一緒にスケジュールを整理しましょう。受け忘れに気づいたときも、遠慮なくご相談ください。

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