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鼻水・鼻づまり

一般小児科は予約不要 一般診療時間内でご相談を

鼻水・鼻づまりの原因

子どもの鼻水は、そのほとんどがかぜ(ウイルス性の鼻炎)によるものです。鼻の粘膜が薄く腫れやすいため、大人よりも鼻づまりが目立ちやすいという特徴があります。

透明でさらさらした鼻水は、かぜのひき始めによく見られる状態です。数日たつと粘り気が増し、黄色や緑がかった色に変わることがありますが、色や粘度の変化だけで細菌感染と判断することはできません。

生後数か月の赤ちゃんは鼻呼吸が中心のため、鼻がつまると母乳やミルクの飲みが浅くなったり、眠りが浅くなったりすることがあります。少し大きくなったお子さまでも、口呼吸が増えて喉が乾燥しやすくなったり、集中が続きにくくなったりすることがあります。飲みの様子や機嫌も、診察の際にお聞かせいただけると助かります。

かぜとアレルギー性鼻炎の違い

鼻水や鼻づまりが長引くと、かぜなのかアレルギー性鼻炎なのか気になる保護者の方も多いと思います。見分けるヒントとなる様子を表にまとめました。

観察点かぜ(ウイルス性鼻炎)アレルギー性鼻炎
鼻水の様子はじめは水っぽく、次第に粘り気が増す水っぽく透明な状態が続く
くしゃみ・かゆみ単発的に出ることが多い続けてくしゃみが出る、目や鼻のかゆみを伴う
熱・のどの症状熱や咳、のどの痛みを伴うことがある熱を伴わないことが多い
症状の続き方数日でピークを迎え、次第に落ち着く花粉の時期や特定の環境が続く間、症状が続く

表はあくまで目安です。症状だけで完全に区別することは難しく、鼻の中の状態や経過は診察で確認しながら判断します。

鼻水や鼻づまりが2週間以上続く場合や、毎年同じ季節に同じような症状を繰り返す場合は、アレルギー性鼻炎の可能性も含めてご相談ください。一般の診療時間内で小児アレルギー科としてご相談ください。

ご家庭でできるケア

鼻水・鼻づまりそのものを早く治す薬はなく、ご家庭でのケアで過ごしやすさを整えることが中心になります。

  • 加湿器などで室内の湿度を保ち、鼻の粘膜の乾燥を防ぎます
  • 母乳やミルク、水分をこまめに与え、鼻水がかたまりにくい状態にします
  • 鼻づまりで眠りにくいときは、タオルなどで上体を少し高くして休ませます
  • 蒸しタオルで鼻のまわりを温めると、鼻の通りが良くなることがあります

自分で鼻をかめない乳幼児は、吸引が鼻水を取り除く中心的な方法になります。強い力で吸いすぎると鼻の粘膜を傷つけることがあるため、やさしい力で行います。

市販の点鼻薬を使う場合は、対象年齢や使用回数をパッケージで確認したうえで、心配なときは診察の際にご相談ください。

受診の目安

次のような様子があるときは、自宅でのケアだけで様子を見ず、当院にご連絡をお願いします。

受診をご検討いただきたい様子
  • 黄色や緑色の粘り気が強い鼻水が長く続いている
  • 鼻づまりで眠れない、母乳やミルクの飲みが浅い
  • 耳を痛がる、片方の耳ばかり触るしぐさがある
  • 発熱や機嫌の悪さが何日も続いている
  • 鼻血が続く、鼻の中に何かを入れた様子がある

発熱を伴う場合や感染症状が疑われる場合も、事前のお電話は不要です。一般小児科は予約不要です。

よくあるご質問

Q
鼻水が黄色くなったら抗生剤が必要ですか?
A

色の変化だけでは細菌感染とは限りません。黄色や緑色の鼻水は、かぜの経過中によく見られる状態です。熱や機嫌の悪さが長引く場合など、状態によっては抗生剤が必要かどうかも含めて診察で判断します。

Q
鼻吸い器は何歳から使えますか?
A

電動鼻吸引器や鼻水吸引器の多くは新生児から使用できますが、製品ごとに対象年齢が異なるため、パッケージの表示をご確認ください。強く吸いすぎると鼻の粘膜を傷つけることがあるため、やさしい力で行います。

Q
鼻づまりが続くとアレルギーを疑ったほうがよいですか?
A

2週間以上鼻水や鼻づまりが続く場合や、毎年同じ季節に症状が出る場合は、アレルギー性鼻炎の可能性も考えられます。一般の診療時間内で小児アレルギー科としてご相談いただけます。

この記事の監修者

院長 井口 正道( いぐち まさみち )

鼻水や鼻づまりは、色や量だけでなく、眠りや飲みの様子も診察の大事な手がかりになります。長引くときは遠慮なくご相談ください。

保有資格・所属学会

  • 日本小児科学会 専門医
  • 日本アレルギー学会 専門医
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